麒麟の像が見守るこの重厚な橋は、橋長49mの石造2連アーチ橋で、日本国の道路の起点でもある。
江戸時代初期に徳川家康によって架けられ、その後幾多の消失架け替えを繰り返し、現在の日本橋は明治44年に完成した。
ルネッサンス様式のデザインで、橋の4隅およびアーチ中央部の4箇所に「花形ランプ付方錘柱」という青銅製の街灯があり、その明かりの下麒麟たちが周囲の一点を凝視している。
明石海峡大橋やレインボウブリッジもこの橋の前ではお手あげである。
また、「日本国道路元標」は日本橋の中心に設置しているので写真撮影が難しく、「元標の広場」に設置している複製を「東京市道路元標」とともに表示した。